4月1日からTwitterに参戦(mizumaart)、ブログと両立させている方々は凄いエネルギー。
2日からロンドンでミーティング、その後香港に行きSotheby’sの現代アジアオークションを見てから帰国。 オークション会場では、アジアの主要なコレクター、美術関係者と情報交換。 6日に帰国8日から、ソウルで開催されたAAA(Asia Art Award)の展覧会やForumに参加。 第一回AAAはタイのアプチャポンが受賞。 日本代表のChim↑Pomは惜しくも落選。 この辺りの事はTwitterに書いています。 ForumではArt & Capitalのセクションに参加、中国アートのバブル崩壊と原因に言及。 Parking Lotと呼ばれる、中国内に不正蓄財された資金がマネーロンダリングにアートを利用した話をしました。 感動も感性もない一部の中国アートが何故、オークションで高い価格で取引されたのか、疑問でした。 香港の銀行家との話で初めて、その実態を知り、問題の深さに暗澹とした気持ちになりました。 北京ギャラリーの立ち退き問題と重なり、中国幻想が冷めています。 12日からパリにおります。 日本文化会館で14日から6月26日まで開催される(Doubles Lumiéres=二つ以上の光の意味か?)展の オープニングに出席。宮永愛子、関根直子の2人展です。 両名は2月からCite dés Artsに滞在して制作した作品を展示。 宮永は昨年の国立新美術舘でのアーティストファイル展のスケールに匹敵する、パリの蚤の市で集めた 古い家具を利用した一大インスタレーションを展開。 関根直子の静謐な作品と微妙な緊張関係の中で、(すべてのものは変化しながら存在し続けている)と謂う コンセプトを見事に表現していました。 宮永の作品は儚いものだと思われがちですが、パリとの出会いが彼女を一段とスケールアップした作家へ 誘ったようです。 パリにお越しの際は是非 文化会館まで足をお運びください。 ところで宮永愛子は先月に「第一回創造する伝統賞」を受賞。この賞は日本文化藝術財団が主宰。 棚田康司のタカシマヤ美術賞に続くミヅマの作家の相次ぐ受賞は嬉しいニュースです。 この後は北京に行きます。17日より北京ミヅマは畠山直哉(写真家)の展覧会です。 草場地区と798のギャラリー30軒が参加した第1回アルル草場写真フェスティバルが開催されます。 来年はどうなるか分からない草場地区のギャラリーが結集して、フランスのアルル写真祭の北京版を実現して、 北京市のお偉方達にギャラリーの存在をアピールする目的を持った展覧会です。 三潴
by mizuma-art
| 2010-04-20 13:49
| 展覧会紹介
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