VOLTAとリトアニア
久しぶりにブログを書きたくなった。
4月1からTWITTERを始め出したので、両立は難しく、ついついツイートしてしまう。
140文字一杯にツイートするのが楽しくなり、嵌まっています。

暦ははや6月。
夏越しの祭(大祓)がやって来ます。
前半戦は終了間際、今年は昨年にも増して多忙な日々です。

6月第3週目からはバーゼルのVOLTAフエアに参加しましたが、これが12回目の海外出張となりました。

ギャラリービジネスは雑用の宝庫、次々に案件が生まれこなして行くのが背一杯で、余裕がありません。
フエアだけでも1月のG-tokyo、3月ニューヨークのThe Armory Show、5月香港でのART HK、
6月バーゼルのVOLTAと続きます。

市ヶ谷のギャラリーの展覧会は1月に天明屋尚展、2月山口藍展、3月O JUN展、5月会田誠展、6月からは
筒井伸輔展が開催されています。
中目黒のミヅマ・アクションでは1月烏丸由美展、3月真島直子展、4月KYOTARO展、6月からは熊澤未来子展を開催。
北京ではDAI Chaoの個展中です。

ところで、現在はリトアニアに来ております (注:本ブログは6月19日に執筆)。
14回目の絵画トリエンナーレ(The14th Vilnius painting triennial “False Recognition”)が首都ヴィリニュスで開かれ、
O JUNの作品が展示されたので、バーゼルフエアの期間中ですが、やってきました。
チュリッヒからヘルシンキ経由でリトアニアへのフライトです。バルト3国、エストニア、ラトビア、リトアニア。
歴史的なことの知識なしに、やってきましたが、空の上から見える景色は森林と農地ばかりなので、農業国ですね。

絵画展の会場でリトアニアの明石全権大使にお会いして、説明をお聞きしました。
その後市内を一緒に散策して戴き、俄か知識ですがリトアニアの歴史と現在の位置を学びました。
6千人のユダヤ人の命を救った杉原外交官の石碑にお参りしました。リトアニアと日本との縁を感じました。

展覧会は17カ国、36名の作家が参加して、現代美術館で開催されています。
絵画の抱える問題と可能性についてのテーマになっています。

絵画はイメージを作ると言う行為に慣れきっていないか?
それとも絵画はイリュージョンへの問いかけを流通し、作品におけるジェスチャーと戦略を通じて絵画自身を表現するのでしょうか?
絵画はアイディアを可能にするのでしょうか?それとも、人々の興味や注目をその物質性へと魅了するのでしょうか?
展覧会のタイトルはFALSE RECOGNITION(誤った認知)、ベルグソンの現在と誤った認知の記憶のエッセイを引用しながら、
絵画における習慣(TRADITION)と革新(NEWNESS)との間の緊張について言及しています。

とても真面目な展覧会です。日本からはO JUNと花澤武夫氏の二名が選ばれ、展示されてました。
この展覧会はラトビア、エストニアにも巡回されます。
こうした国々との草の根の文化交流の大切さを実感しました。

リトニアの人々は日本のことを尊敬しています。
古くは帝政ロシアを破った東洋の国として、自動車を始め様々な工業製品を作るハイテクな現代日本とその勤勉さが尊敬の対象になっています。

三潴
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by mizuma-art | 2010-06-28 14:18 | その他
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