倉重迅展、大島梢展
本日はギャラリーで開催中の展覧会について、書きたいと思います。

現在ミヅマアートギャラリーでは倉重迅という作家のビデオインスタレーション作品を、
ミヅマ・アクションでは大島梢という作家の平面作品を展示しています。

倉重迅は高校卒業後ヨーロッパにぷらりと旅に出て、フランスでアートに興味を持ち、
ボザール(フランスの美大)を出たあと、作家としてのキャリアをスタートしました。
数年前日本に帰国し、現在は東京で作品制作をしています。
2005年トリノトリエンナーレや2008年のシドニービエンナーレに選ばれ、作品が展示されました。

ビデオ作品というのは日本だけでなく世界でも大変売りづらいジャンルで、残念ながら個人コレクターは殆どおりません。

しかしビジネス的には難しくても移動の簡便さや展示にそれほどお金がかからない事もあり、
今や世界の国際展の展示の半分はビデオインスタレーションの作品となっております。
最近はハイビジョンの作品が制作されるようになり、映像設備にお金がかかるようになって、
手の込んだ作品ほど費用がかかる様です。

今回の作品はなかなかチャーミングなものなので、ぜひ見ていただきたいと思います。

ミヅマ・アクションで展示している大島梢は子供の頃から「虫めづる姫」で
自宅の庭に食草を植え、そこに付いた卵を羽化させたり、自然の動植物の観測に目を光らせ、
それが作品に結実しています。

今回はミヅマ・アクションでの初個展です。
本来なら2年くらい時間をかけてじっくり作品制作をするところを、無理を言って
個展を開催してしまい、本人には不満の残る所もあったようですが、なかなか好評です。

「神は細部に宿る」ということを体現できる作家だと思います。

2009.6.27
三潴
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by mizuma-art | 2009-06-27 09:51 | 展覧会紹介
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