先日は久方振りに能を見ました。
忙しい合間に至福の時を過ごせました。
演題は姥捨。
能の中でも特にゆっくりしたテンポで舞われるのでここち良い眠気と戦いながらの観賞でした。

シテ方は梅若靖記氏。
彼とは縁が有って20年来の付き合いがあり、後援会の世話人を務めています。
招魂(おがたま)と名づけられた後援会能を年に1度開催し続け、今年で17回目を迎えました。

長いこと梅若君《成城大の後輩です)の舞を見てきました。
今回の姥捨は老女が長時間舞う内容で、足元を危なげによろける仕草も入る、ハイレベルの舞に、感動しました。
この難しい能を見事に演じきった梅若君にエールを送りました。
2時間40分の熱演でした。
お疲れ様。

ところでこの後援会の名前の招魂は出雲大社の常陸分社の高橋宮司が名付け親です。
能の幽玄な世界を想起させる素晴らしいネーミングです。
高橋宮司は神主の仕事のかたわら、吹きガラスの工房を茨城県笠間市の神社の境内地に持ち作品を制作するアート活動もしている才人です。

最近この神社の裏の境内地に樹木葬霊園を開園しました。
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樹木葬とは、最近注目されている自然葬の一つでご遺骨を土にかえし、その上に樹木を植え、自然と共生しながら永眠する埋葬方法だそうです。
墓石を使わない地球環境にやさしいエコロジカルの発想に共感しました。
日本人の死後観にあった埋葬方法は能の幽玄な世界に通じると思います。
興味のある方は、出雲大社のホームページを見てください。


三潴
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by mizuma-art | 2009-11-11 11:28 | その他
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