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マンガノゲンバ
以前山口晃が出演させていただきました
「マンガノゲンバ」(6月15日放映回)が好評につき、再放送されることになりました。

BS hi:12月18日(金)24:50~放映されます。
前回ご覧いただけなかった方はこの機会に是非ご高覧下さい。
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by mizuma-art | 2009-10-31 01:30 | 作家の仕事
北京より
9月は忙しく北京に来れなかったので、東京の新スペースのオープン前で慌ただしいのですがやって来ました。
会田君の作品の進捗が気になってましたが、直接見て安心と不安が交錯。
でも本当に日がな一日中、作品に向かい会っていました。
途中来客が来ても話し掛けられなければ、筆を止める事は無く進められていました。
この縦3メートル横7メートルの大作が完成するにはまだまだ先のようです。
来年1月の国立国際美術館のグループ展への出品は難しいです。
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その代わりに滝の少女達の作品の修正がかなり進んでおり、こちらは間違いなく出展出来ます。
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上野の森美術舘で初公開した作品ですが、思った以上に手が入りかなりの出来栄えです。
楽しみにお待ちください。
北京の気候は初冬。
夏からいきなり冬が始まる感じで体温調整が適応出来てないこの時期は寒いのです。
北京はセントラル暖房が行き届いてますが、使えるようになる来月15日まではホテル以外は何処に行っても寒いです。
エネルギー節約の為、政府の許可が下りる15日までは厚着で我慢の日々を北京市民は送ります。
何事も共産党次第の国です。 

今日は2ヶ月間、会田君の制作助手を努めてくれた渡辺君が、明日帰国するので感謝の送別会です。
彼が北京に来た当初は言葉も通じずに苦労したようですが、なんとミヅマの中国人スタッフに毎日中国語の特訓を受けてかなり喋れるよになっているのにびっくり!

渡辺君お疲れ様でした。


三潴
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by mizuma-art | 2009-10-30 18:26 | 作家の仕事
鴻池朋子 スノードーム完成!
今年の春から進めてきた鴻池朋子のスノードームが遂に完成しました!

個展「インタートラベラー 12匹の詩人」が開催中の霧島アートの森ミュージアムショップなど
既に取り扱いが始まっているところもありますが、ミヅマでは11月4日の市谷田町
新スペースのオープンに合わせてのお披露目になります。

完成までの様子をほんの少しお見せします。

まず原型から・・
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色を指定して・・
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完成!
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何度も雪を降らせたくなる、素敵なスノードームができあがりました。
ひとつずつ手作業で着色しているので、それぞれに味があって
ミミオ オデッセイの世界が凝縮されています。
これからの季節にぴったりですね!?

ぜひ実物をご覧ください。

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鴻池朋子 スノードーム 「ミミオ オデッセイ」
価格:3150円(税込み)
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産経新聞のインターネット「サンスポe-shop」でも販売中です。
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by mizuma-art | 2009-10-30 17:34 | 作家の仕事
美術商
ギャラリーの引越しと言えば警察に移転手続きをしなければなりません。
美術商の鑑札?は警察が発行。私達は古物商として分類されてます。
ものすごい違和感。書画骨董は昔より贋物の横行や盗品売買があり、警察が取り締まる為との事。
何処にも文化の文の字もありません。
何故 文化庁の扱いにならないのか、現代の作品にも贋物や盗難もあります。
事件になれば警察の管轄になるのは理解出来ますが、コンテンポラリーアートの世界はまさにこの瞬間に
作品が制作され発表されているのです。
アートは優れた国際コミニュケーションのツールです。
私達は文化の普及と輸出を担っている気概を持って活動してます。
警察も所謂文化ですが、それは現代アートとは異質のもです。
そろそろ旧い袋から脱却して装いを新たにしたいものです。
気分が重い警察届け出制度を変えましょう。

引越しの話題ばかりでしたが、中目黒の方では2階で岡田裕子が飛んでいる作品を展示中、
5階ではO JUNと森淳一が2人展をやってます。
O JUNは前回は棚田康司と2人展をやりましたが、今回選んだ相手は森君。
ミヅマでは初のお目見えの森君の彫刻は超絶技巧の日本の匠の精神を持ち、
しかも現代的センスと批評性を内包した作品です。
是非見にきてください。

棚田と森は日本の彫刻界の若手最右翼と最左翼の作家と看破したO JUNの確かな審美眼に敬服。
そして森君のような秀でた作家を今までリプレゼントしてるギャラリーが無かった事を嘆きつつも、
私にチャンスが来た巡り合わせに感謝してます。
新しい才能を迎え入れ、一緒に世界に撃って出られることはギャラリスト冥利です。

三潴
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by mizuma-art | 2009-10-30 11:17 | ギャラリー情報
市谷田町
いよいよ市谷田町の新ギャラリーが動き出します。
昨日、一昨日と引越しを敢行、自分達でレンタカーを借り運びました。
コピー機は専門業者に頼むと4.5万円も掛かると言うので皆で運びましたが、いやあ泣きました。
中目黒の2階から下ろし、市谷田町でも2階へ上げる苦行。
なにしろ120キロの精密機器。でも皆で力を合わせるのは気持ちが良いものでした。
運ぶ途中は、ああ節約して失敗したかなと何度も思いました。 
この時期に新ギャラリーに移転とは余程 懐に余裕と思われるかもしれませんが、
移転は中目黒の建物が本年末に取り壊しとの通告を昨年に受け、スペース探しをした結果でした。
新スペースは時間貸し駐車場の上の空間を利用するプロジェクト、この外堀通りは計画道路地域で、
高層の建物を恒久的に建築出来ないのを逆手に取って考えられた空間です。
昨年の春過ぎから練られてきたプロジェクトで、天井高を6メートル近く取ってくれると言うので
魅力を感じ参加を表明して、話を進めてましたが9月のリーマンショックで一度は諦めかけたのですが、
このプロジェクトを手がけていた企業が、私達の現代アートギャラリーの活動を文化事業として評価して戴き
良い条件での賃借が可能になった次第です。
中目黒の建て替え話も延期になり、迷ったのですがこちらはミヅマ・アクションとして2011年末まで
活動することにしました。
ギャラリーの空間はとても重要なもので、作家にやる気を起こさせる、チャレンジ精神を刺激させる場所を
提供することはギャラリストの使命です。会田誠はかってこんなリクエストを申してました。

同じスペースで展覧会を3回やると飽きてしまうので引越しをしてください。
1度目はドキドキで失敗するかもしれないが楽しい、2回目は経験を活かせるのでたいていは上手く展示できて、
3回目になると分かってしまった空間なので制作意欲が減退すると言ってました。
マンネリズムが大敵の会田らしい話ですが重たいリクエストです。

1994青山、2002中目黒。2009市谷田町、乞う期待!

三潴
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by mizuma-art | 2009-10-27 10:27 | ギャラリー情報
DEFRAG
先月まで東京オペラシティアートギャラリーで開催されておりました「鴻池朋子展 インタートラベラー 神話と遊ぶ人」の作家インタビューが映像を主軸にしたWebメディアDEFRAGにて掲載されています。

こちらYou Tubeからも動画をご覧いただけます!



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by mizuma-art | 2009-10-24 00:00 | レビュー
江 姫たちの戦国
来年の大河ドラマ「龍馬伝」に続きます2011年のNHK大河ドラマは「江(ごう)〜姫たちの戦国」
主人公は織田信長の妹・お市の方を母とする浅井三姉妹の三女・江。幼いころに父母を亡くし、幾度もの結婚を余儀なくされながら、徳川二代将軍秀忠の正室として大奥の礎を築いた波瀾の生涯を描いた物語です。
原作は田渕久美子さん、そして表紙は山口晃が手がけた上巻が10月31日NHK出版より発売されます。
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山口は以前雑誌「和楽」にて、田渕さんと奈良への旅をご一緒させていただきました!(2004年11月号)

江 姫たちの戦国(上)
■著者:田渕久美子
■定価:1,680円(本体1,600円)
■判型:四六判上製
■ページ数:336ページ

上下2巻で下巻は来年の1月30日に発売予定です。
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by mizuma-art | 2009-10-23 00:56 | 作家の仕事
武論尊×池上遼一
以前山口晃が「マンガノゲンバ」に出演した際、学生の頃から大好きな池上遼一さんの絵の素晴らしさを、熱く熱く語らせていただきました。
その池上遼一さんと原作を担当されている武論尊さんのゴールデンコンビが世に送り出した名作の数々が、新たに編集され全22巻の単行本に完全収録されることとなりました。
(今月より毎月2冊ずつ出版されます!)
そこで第1弾として、「オデッセイ1」「サンクチュアリ1」が10月30日より小学館から発売となります。
なんと「オデッセイ1」には、恐縮ながらも山口が寄稿させていただいております。

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「サンクチュアリ1」も合わせて、お手にとってご覧下さい!
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by mizuma-art | 2009-10-21 02:01 | 作家の仕事
近況2
10月初めには多摩美で3時間に渡って講義をしました。
これは椹木野衣先生の授業の一環で外からゲスト講師を招いていろいろ なアートについての話をする講座です。

大講堂での沢山の学生達の熱心さにはびっくりしました。
情報というのは恐ろしいもので、こうした私たちゲストが喋る話一つ一 つが彼らには重要な参考指標になっているようで、いい加減な話は出来ないと実感しました。

私は日本のアートマーケットの状況とアジアの可能性についての話をしました。
最後に質疑応答の時間を取りましたが、さらに延長して30人くらいの生徒が残り彼らから話を聞きました。
彼らの質問の中には「銀座辺りの貸しギャラリーのオーナーが違う授業でインスタレーションや彫刻、ビデオ作品は売りづらいので平面作品を 作った方が良いのではないか、という提案を受けましたが、どう思いま すか?」というものがありました。何か未来がある学生達にするには寂しい話だと思いました。
売れるとか売り易いとか言うコマーシャルな次元ではなく、将来ある学生は今何を作りたいかそこを中心に発想し制作するべきであって、マー ケティングの事などは考えなくて良いと思います。
真剣な学生諸君と話す事は自分にとっても刺激になり楽しい事でした。

先々週は香港まで足を伸ばし、再びAsia Art Archiveコレクター達との交流を深めました。
サザビーズのオークションも見に行きましたが、今年の5月と比較すると中国アートの価格も戻っており、マーケットが回復しつつある事を実 感しました。
残念な事にオークションでは電光掲示板で表示される価格から「円」での表示がなくなっていました。円の代わりにインドのルピー、インドネシアのルピアの表示がありました。
日本がアジアのマーケットで買い手として力を発揮していないと実感させられました。
中国アートブームの次は日本だという事で、アジアから積極的に日本の若手作家の作品を買う事がブームになりました。
安くて品質が良いというのが評価されての事でしたが、最近は日本人が作品を買わないので、アジアのコレクター達が日本人作家に対して懐疑的になっているようです。

アートは文化ですから、日本人が日本のアートを支えていくという姿勢を世界に示さなければならないと思います。
このままではアジアから注がれた日本人作家への熱いまなざしは一過性で終わってしまうと危惧しています。
自国の文化を支えない国が発展しない事は歴史が証明しています。
知的な富裕層の奮起を期待します!
Buy Japanese Artです!

三潴
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by mizuma-art | 2009-10-18 18:04 | その他
近況1
忙しくてなかなかブロクが出来ません。
ブログというのは大変ですね。。。

9月はシルバーウィーク中に長野のおぶせミュージアムに行きました。
おぶせミュージアム・中島千波館で開催されていた池田学の個展 (2009年7月31日~10月6日まで)と当 日は池田学と中島千波先生とのトークも聞けました。
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撮影:山田竜也

学生時代から今日に至るまでの制作された(全てではありませんが)作品が集まった展覧会は圧巻でした。

大量消費時代の中で作品も工房制作で量産されていくなか、コツコツと手仕事を続けているとても寡作な作家ですが、一つ一つの作品には作家 の気概と気持ちが込められていて、光っていました。昨今の輝きを失っ た作品と比べ、こうした池田君の様な作品はアウラがあると思いました。
複製芸術時代と言われて久しいですが、それが行き着いた今日、特に彼 のような作家は貴重だと再認識しました。

シルバーウィークの後には香港のAsia Art Archiveから15名のコレクターを含む総勢20名が来日しました。Asia Art Archiveのような地道な仕事はアジアのアートの発展の為には重要と思い、サポートをしてきました。

来日中は著名なコレクター達と共に東京の主な美術館やギャラリーを回りました。
丁度オペラシティアートギャラリーで開催されていた鴻池朋子展「インタートラベラー 神話と遊ぶ人」の最終日前日に、彼らを連れて行く事が出来ました。
鴻池の展覧会が彼らに強いインパクトを与えたようで、作品のコレクションへの意欲をかきたてていました。
また、同展は10月9日より鹿児島県の霧島アートの森に移動し、「インタートラベラー 12匹の詩人」が始まりました。
私も霧島を訪ね、鴻池の展覧会を見ました。

展示している作品はオペラシティでの展覧会とほぼ同じですが、展示方法を変えたり、照明を変えたり、また霧島アートの森は素敵な自然に囲まれているのでそれを利用し、大掛かりなインスタレーションを展開しています。
オペラシティとはまた違った鴻池ワールドが展開されています。
本展は12月6日まで開催していますので、お時間があれば是非鹿児島へお出かけください。
11月1日には作家本人がアートの森へ出向き、「インタートラベラー 12匹の詩人」の記録集出版を記念してサイン会を行います。

三潴
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by mizuma-art | 2009-10-17 21:50 | 展覧会紹介