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真島直子展「密林にて」
ニューヨークから帰国した翌日は中目黒のミヅマ・アクションで開催されている真島直子展の初日でした。
鉛筆絵画とオブジェ作品は近年ますます凄みを増し、未踏の大地にうごめく新生命体を呼びよせたかの
ような真島の作品の迫力には脱帽しました。
2007年に制作された《密林の女神》と名づけられたオブジェをコレクションした、北京在住のコレクターが
自宅に飾ったら、一人娘が余りにも怖がるので展示を断念した話を思い出しました。

そういえば真島直子のスタジオは越谷の商店が立ち並ぶ一角にあるのですが、
近所のイタズラ餓鬼どもが悪さをすると、真島さんのスタジオに閉じ込めるからと親達が叱ると
大人しくなると言うエピソードがあるようです(笑)

3月中旬には北京に行きました。
会田君の大作の進行チェックとその後の再開発問題の取材をしてきました。
岩間君ともランチを食べながら後日談を聞きました。
100名を超える武装集団がスタジオの向こうにある草地から、匍匐前進して来て一気に襲って来た話には
背筋が寒くなりました。
この武装集団が再開発計画を進める為に組織化されていて、抵抗分子を排除する暴力装置になっているのですね。
中国に登場してきた赤い資本家達の手先は貧しい農民工たちで、かれらが安い労賃で雇われ、
暴力団化している悲しい構図が見えてやり切れません。

北京三潴は草場地村にあるのですが、東側一帯は空港にかけて、一大金融センターを作る計画のようです。
そして西側はショッピングセンターやホテルや大規模団地を計画。
私どものギャラリーも計画のど真ん中にあり、遅かれ早かれ開発の嵐はやってくるようです。
噂では草場地村はブロードウェイ化する話もあるようです。
中国の再開発はスクラップ&ビルドで、全てを完全に壊して建設する、かっての日本の高度成長期のようで、
いつか来た道を隣の中国でもやっているんだなと思いました。
中国の建物は鉄筋が入ってない煉瓦造りの建物が大半なので、ユンボで上から叩けば簡単に潰れるようです。
北京ミヅマの明日が見えたようでやり切れません。
会田君にギャラリーの建物に自分の首と鎖を結んで、抵抗したらと提案されましたが、これって会田の犬シリーズ?笑いました。

三潴
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by mizuma-art | 2010-03-31 10:09 | ギャラリー情報